こんばんは。横山です。

 文学界の権威が選ぶ文学賞と違い、選者が一般読者に近い「本屋大賞」は、
書店員が読んで「面白かった」「お客様にも薦めたい」という本を投票にて選
び売り場からベストセラーをつくるという趣旨で2004年から始まり、今年
で11回目となります。

 今回は和田竜(著)「村上海賊の娘」が大賞に選ばれましたが、過去には百
田尚樹(著)「海賊とよばれた男」、三浦しおん(著)「舟を編む」、東川篤
哉(著)「謎解きはディナーのあとで」、湊かなえ(著)「告白」、リリー・
フランキー(著)「東京タワー オカンとボクと、 時々、オトン」、 小川洋
子(著)「博士の愛した数式」などが大賞に輝いています。

 今回大賞を受賞した和田竜氏の書いた「のぼうの城」は2009年の本屋大
賞2位の作品で映画化もされ、他にも大賞受賞やノミネート作品のいくつかは
100万部を超すベストセラーになったり、映画化やテレビドラマ化されたり
と、非常に影響力の大きな賞となっています。