長時間パソコンに向かって細かい字を見ていたり、また書類と格
闘していたりしますとどうしても目が疲れてきます。そんな時、ふと窓から見
える木々の緑にホッとしたりすることがあるかと思います。

よく、緑が目にいいと言われますが、それは緑色が目にいいというよりも、
自然を眺め、遠くの風景を見ることで、結果的に目の神経と筋肉を休めるから
というのが定説ですが、緑色自体にも効果はあるそうです。

元来、色には思わぬ効果が潜んでいます。例えば、「赤」は細胞を活性化さ
せ、下着類に赤い色を選ぶと元気になるといいます。昔からの赤フンにも意味
があったのです。また、「青」は興奮を静めるそうです。青色は心を落ち着か
せますので、勉強部屋に青を使うと勉強がはかどるといいます。落ち着きのな
い子供には青色を着せるとおとなしくなるともいいます。

そして、「緑」。この色は他の色に対して補色にあたりますが、様々な色の
情報を受け取っている目の細胞にとって緑色は沈静効果をもたらすそうです。