2013年02月

今日は日差しが戻り、久しぶりに春を感じさせる穏やかな陽気となりました。

 暦の上では二月初旬の立春から「春」になりますが、気象庁の定義では三月
から五月までを「春」と呼びます。明日からは弥生三月、いよいよ春の始まり
です。

 弥生の「弥」には「いよいよ」「ますます」といった意があり、植物もいよ
いよ生い茂る季節です。

 ちなみに、今の時期にぴったりの梅とウグイスは対のものとして考えられが
ちですが、実際には梅の開花とウグイスの鳴き初めにはひと月ほどのズレがあ
り、ウグイスの初鳴き前線はこれからしだいに北上してきます。

 ただ今年に関しては例年よりも寒い日が続き梅の開花が全国的に平年よりも
遅くなっている一方、ウグイスの初鳴きは逆に早めです。

 14日に佐賀で観測されたウグイスの初鳴きは平年より11日早く、昨年よ
りも30日早いそうです。また、福岡では25日にウグイスの初鳴きが聞かれ、
こちらは平年より7日早く、昨年よりも9日早い観測となっています。

 関東でウグイスの初鳴きが聞かれるのは平年ですと3月の中旬ごろですが、
今年は梅の花とウグイスの声の両方を同時期に愛でることができるかもしれま
せん。

 ウグイスには、歌詠鳥(ウタヨミドリ)、経読鳥(キョウヨミドリ)、百千
鳥(モモチドリ)、匂鳥(ニオイドリ)、人来鳥(ヒトクドリ)、黄鳥(コウ
チョウ)などたくさんの異名がありますが、やはり春告鳥(ハルツゲドリ)の
名がふさわしい鳥です。

はまぐりの酒蒸し、はまぐりのお吸い物、焼きはまぐり、そしてはまぐりの
和風パスタ・・・等々、この時期はまぐりがとても美味しいです。

 漢字で「蛤」と書きますが、ペアの貝殻同士でしか形が合わないことから、
相性の良い相手に出会えるようにとの願いを込め、桃の節句や婚礼のお膳に吸
い物などにして並べられます。

 火にかけると勢いよく殻を開きます。京都御所の「蛤(はまぐり)御門」は、
江戸時代の大火の際に開門したことからこう呼ばれています。

 かつては日本各地で採れましたが、1980年代以降の干拓や埋め立て、海
岸の護岸工事などによって生息地の浅海域が破壊されたために一部の地域を除
いて絶滅状態になり、最近は中国産のシナハマグリが大半を占めています。

 輸入されたシナハマグリは、日本の浅海域で一時畜養されると、「国産」・
「~県産」・「地はまぐり」の表記が可能となるために、これが市場に大量に
出回っています。

 「ハマグリ」という名前は、浜辺にあり、栗と形が似ていることから「浜栗
」と呼ばれたことに由来するそうです。 

おはようございます。養生堂です。本日は大安、そして満月です。

 冬から春にかけて水揚げされるサヨリ。その姿形から漢字では「針魚」、「
細魚」と書きます。石川県では春の県魚に指定され、「花見魚」の別名で呼ば
れ、京都府でも春の府魚に指定されるなど春を告げる風物詩になっています。

 昔から多くの詩人の歌などにも詠まれ、

  ・橋影に 失せてはのぼる サヨリかな   吾 亦紅

  ・汁椀に 沈むさよりの 結び文      山本 櫓村

  ・サヨリはうすい サヨリはほそい

   銀の魚 サヨリきらりと光れ サヨリお姉様に似ている  北原 白秋

等々があります。


 脂の乗り具合はほどほどで、姿形と同様に味は上品。刺し身が最も一般的で
すが、てんぷらやお吸い物、一夜干しにしても美味。寿司店では、通好みのネ
タとして扱われています。

 鮮度が落ちやすく、腹部から痛んでくるため、スーパーなどで選ぶ際には、
腹部が銀白色のものを選ぶとよいです。

 ちなみに、お腹の部分を開けると中が真っ黒なため、腹黒い人のことを「サ
ヨリのような人」 と言う場合があるようです。

早死にする朝食 長寿になる朝食それとなんだかんだいってもポイントは腸 

腸を整えば病気知らずに長生きできます


早死にする朝食 長寿になる朝食

まずは早死にする朝食

というか朝食をとらないという方も多いようで、これはもう論外。

昔2食だったという。夜はたべなくても朝はしっかりたべないと

だめです。夜は逆に腸を休めるために食べないか小食のほうがいいんです。

時にはある程度空腹感を腸に感じさせることが腸内の状況をうまく保たせ

( 腸内細菌とTh1/Th2バランスを整え )長寿のポイントとなります。


早死にする朝食

一例 最悪菓子パンもしくはケーキ、お菓子のみ。

全粒粉でない食パンにマーガリンやバターをこれでもかと塗りたくる。

コーヒーにたっぷりの白砂糖、クリープをいれる。

ミルク、バナナ


なぜ悪いのか 1つ トランス脂肪酸を摂取している。心筋梗塞、脳梗塞の助長。

摂取に伴うリスクとして指摘されているのは、主として虚血性心疾患の発症と
認知機能の低下。動脈硬化や心臓疾患のリスクを高めます。

トランス脂肪酸の摂取量が多い群ほど体内で炎症が生じていることを示すCRPなど炎症因子や
細胞接着分子が高いことが示されています。

炎症因子についてはアトピーなどのアレルギー症、妊娠へ悪影響をおよぼす疑いがあります。

なぜ悪いのか 2つ コーヒー、砂糖、ミルク、バナナは身体を冷やします。
冷えると免疫力が下がりマクロファジーは癌細胞を除去しきれず根ずいて
しまいます。癌やあらゆる冷えからの百病発症の助長。

なぜ悪いのか 3つ 栄養素の偏り、ミネラルが不足 これらが偏ったり不足
しますと身体の機能調整がとれにくくなります。

長寿になる朝食

一例 玄米 シジミの味噌汁 納豆 漬物 ホウレンソウのおしたし
シラス 梅干し さといも煮 のり

ただし塩分濃度にだけは気おつけること。唯一この点だけが和食の欠点。
素材自体の味を堪能するようつとめましょう。

なぜよいのか からだを冷やす要因がないことと栄養素の偏り、ミネラルが不足
がないことです。

ポイント 純和食を極力とるようにこころがけましょう。そうすれば100歳越えも

楽々可能かもです。 ほどほどのお肉もね♫

以上は食事による寿命の外的要因ですが、内的要因を整えるのには足ツボ、

リフレクソロジーが非常に有効です。自律神経=腸なんです。その自律神経を

整えるのが足ツボなんです。ということは足ツボ=腸内環境を整えるということ

になります。

健康維持と長寿は食事とほどほどの運動と足ツボ(腸の状態 )と心の観点から

(ストレスになりようのない視点、観点 )成り立ちます。 

 昨日の午後1時、青森県八甲田山系の酸ヶ湯(すかゆ)で5メートル15セ
ンチの積雪を観測しました。これは現在330ある気象庁の観測地点の中で観
測史上1位の記録です。

 暦では「立春」を過ぎ、雨水ぬるむ「雨水」も経過しましたが、実際に春の
温もりを感じるのは、今年はもう少し先になるのかもしれません。


 ところで、中国の古典「韓非子」の一節に次のようなくだりがあります。

「彫刻をする際は、鼻はできるだけ大きく、目はなるべく小さくとってから始
 めたほうがよい。なぜなら、大きな鼻は小さくできるが、小さい鼻は大きく
 することができない。小さい目は大きくすることができるが、大きな目は小
 さくすることができないからである。」

 そして次のように続きます。

「これは彫刻だけでなく、どんなことにも通用する。修正がきかない部分を念
 入りに行えば、めったに失敗はしないものだ」と。

 言わんとするところは、物事を始めるときは、しっかりとフォローできる態
勢を整えておけということです。そして、行ってしまってからの修正が難しい
部分では慎重に事を運ぶ必要があるということです。

 また、「大胆は慎重の上に建つ」あるいは「慎重かつ大胆」という言葉は、
例えば作戦家や指揮官が相手の失策や幸運に頼るのではなく、事前に慎重の上
に慎重を重ねて戦略を練り、いざ実行に移すときには大胆に行動するようなこ
とを言います。

 慎重になるべきところでいきなり大胆に行動したり、大胆に行動してからあ
れこれ考え慎重になったりと、上記と逆の例もよく目にしますが、せっかくの
努力も水泡に帰すことになりかねません。

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