2012年11月


 「歳(年)の暮れ」と書いて「お歳暮」。今では、お世話になった人に日頃
の感謝の気持ちを込めて年末に贈る「贈り物」を指しますが、もともとは、「
歳暮の礼」といって、新年を迎えるために必要な食べ物を実家などに持って行
く習わしだったそうです。

 最近は、インターネットでの予約が増えていますが、「もらってうれしいお
歳暮ランキング」を見ますと、1位は商品券・ギフト券、2位カタログギフト、
3位お菓子・デザート、4位お肉、5位ハム・ソーセージ、6位ホテル・名店
の味、7位カニ、8位お米、9位プレミアムビール、10位コーヒー・紅茶・
緑茶といった順になっていました。

 ちなみに、先方が喪中の場合にどうしたらよいのか気になるところですが、
喪中とは仏式では四十九日、神式の場合は五十日とされています。歳暮は「ふ
だん世話になったお礼」という性質のものなので、一般には不幸に関係なく贈
っても良いと言われています。

 ただし、亡くなってからあまり月日がたっていない場合は、贈る時期を少し
遅らせるのが良く、また、赤と白の水引が気になるのなら、白短冊を使うのも
一つの方法だそうです。尚、一家の主が亡くなった家庭には、簡単な手紙を添
えた上で「忌中御見舞」と書いて届ければ、相手への慰めにもなります。

11月も今日で終わり、明日からは12月になります。「12月」と言うと
単に時間的な印象が強いのですが、「師走」となりますと何か世間の中に引き
戻されたように感じになり、途端に急き立てられるような気持ちになるから不
思議です。

 街のあちらこちらでイルミネーションが点灯し、すでにクリスマスの雰囲気
が色濃く、それまでの二十日余りを一挙に飛び越えてしまうような感覚もそん
な気分にさせてしまうのかもしれません。

 ちなみに、角川マガジンズが運営する全国のイベント・おでかけの総合情報
サイト「ウォーカープラス」では、人気のイルミネーションランキングを発表
しており、トップ3は以下のようになっています。


 1位 表参道原宿               (東京都 表参道)

 2位 さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト (神奈川県 相模原市)

 3位 東急プラザ 表参道原宿         (東京都 表参道)


 なお、一般社団法人「夜景観光コンベンション・ビューロー」が関東三大
イルミネーションとして認定したものは以下の3スポットです。

   あしかがフラワーパーク          (栃木県 足利市)

   東京ドイツ村               (千葉県 袖ヶ浦市)

   江の島湘南の宝石             (神奈川県 藤沢市)

 東京都知事選が今日告示されました。12月4日公示の衆院選と投開票日(
12月16日)が重なるダブル選挙となります。

 ところで、日本の地方自治制度というのは、住民の直接選挙で選ばれる大統
領制に似ており、首長の権限もそれに準じています。

 議院内閣制度下の内閣総理大臣は、物事を決めるには基本的に閣議に諮る必
要がありますが、知事や大都市の市長というのは行政の事については基本的に
単独で決定し、政党にとらわれることなく政策を推し進めてゆくことができま
す。また、知事には、内閣総理大臣のように議会の不信任決議で退陣に追い込
まれたり、政争により「死に体」になってしまうケースはまずありません。

 言うまでもなくその最もたる存在が東京都知事です。2009年のデータで
すが、東京都のGDP(域内総生産)は約85兆円(日本全体の18%強)で、
スウェーデンやノルウェー、オーストリア、ギリシャなどの経済規模を遥かに
上回ります。

 また、昨年度の東京都の歳入は約6兆2千憶円で、歳入に占める税収の割合
は国や他の地方自治体は5割を下回っていますが、東京都の場合には歳入の約
7割を税収でまかなっているため、国の干渉をあまり受けずに政策を推進して
いけます。東京都の全会計合計の規模は11兆円に達し、小国の国家予算を凌
駕します。

 1000万人有権者の直接投票で選ばれ、国家並みの経済規模と予算を動か
し、警察、消防、教職員を含め16万人の都職員の頂点に立つ東京都知事は、
日本国内にあってあたかも独立国家の大統領のような存在で、そのような大き
な権限を思う存分使い、そうした存在であることを公に知らしめたのが石原前
都知事だったように思われます。

 その都知事の地位を争い、今回は8人が立候補しています。

「牛蒡」と書いて「ゴボウ」と読みますが、今そのゴボウが旬を
迎えています。食物繊維が豊富なことから最近は健康野菜としての人気が高ま
っています。冬の野菜として煮物や鍋物に欠かせない食材で、熱いご飯に甘辛
い味付けの「金平ごぼう」はまた格別です。

 低カロリーのためここ数年はサラダへの利用も広がっており、これもまたな
かなか美味です。収穫量の約4分の1を占める最大産地は青森県。根を食べる
野菜は珍しく、日本以外では台湾など一部地域で食べられているだけだそうで
す。

 特に注目されるのは野菜の中でも特に多く含まれる食物繊維。腸内を浄化す
る効果があり、腸のぜん動運動を促進することから便秘に大変効能があり、ま
た腸内の発ガン物質など有害物質を吸収してくれるので大腸がん予防にも効果
があるそうです。

 ゴボウの香りや風味は皮の部分にあるため、皮を厚く剥くのはNG。包丁の
背で軽く剥くくらいが良いそうです。

ここのところの冷え込みで、紅葉が一気にすすみました。黄色のコナラやコ
ブシ、クヌギなど、赤や橙色のサザンカやカエデ、山桜、ドウダンツヅジなど
が、秋の山で錦絵を織りなしています。

 ところで、ノロウイルスが原因とみられる感染性胃腸炎が流行の兆しをみせ
ています。

 ノロウイルスはほぼ毎年のように話題になっており、感染力が非常に強く、
冬に多発する食中毒の原因として知られています。感染した場合、一定の潜伏
期間を経て、嘔吐(おうと)や下痢を繰り返す症状がみられます。

 今年は過去10年間で最も流行した2006年に次ぐペースで患者数が増え
ており、厚生労働省は注意を喚起しています。

 ノロウイルスは、患者が吐いたものなどに触った人の手、または乾燥し舞い
上がったものを介して口から感染するケースが多く、ウイルスを含む生牡蠣(
なまがき)を食べるなどしても感染します。通常は一日、二日で症状が落ち着
きますが、脱水症状になりやすいので注意が必要です。

 尚、厚生労働省ではノロウイルスによる食中毒の予防として、石鹸による手
洗いや調理器具の消毒などを徹底するよう呼びかけています。

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